ケセラセラの日々。出来ることに感謝。

2011年乳がん発症。病気のことや日常のあれこれ。

抗癌剤 副作用 アバスチン パクリタクセル 私の場合 4クール1回目

アバスチンの副作用で、「皮膚が硬化して剥がれる」というのがあります。

対策としては保湿とヘバリンが入っているクリームを塗る位しか知りません。😢

爪も皮膚の一部にあたるので、爪の変色、爪が並みうつ、そのうち剥がれてくるので、爪がぱかぱか浮いてきて、しまいには二枚爪になることも。

今は剥がれはじめてるのか、両手の人差し指、中指、薬指がじわじわ痛くて、家事をするのが苦痛です。

また、皮膚は今は左手親指第一関節の所が硬くなって割れてきます。それがピロピロしてくると、どうしても剥がしたくなり、何度も剥がしてしまい、とうとう皮膚が薄くなって今は常に痛くて物をつかむのが苦痛です。

逆剥け剥きたくなる人は要注意ですね(笑)

アバスチン+パクリタキセルの副反応の自分への忘備録

三年前までに一年間くらいアバスチンの抗がん剤を受けてたときは体に出ている副反応の対処方法があるのを知らなくて何も対策できてなかった。
アバスチンの副反応は
①食欲が増す。
②全身が浮腫む。血圧が上がる。上が160を越えてくると血圧を下げる薬が出された。
③浮腫により皮膚がますます乾燥しやすく、固くなり、さらに痒みがひどくなる。
④神経がやられるので、手足の痺れと、下半身の脱力感(いわゆる膝が笑うという状態)になる。
その例として痛い思い出がある。
家の電話が鳴り、寝ていたのだが電話の音で起こされ、急いで電話に出よう寝床から急いで這い出て、自分ではしっかり立って一歩踏み出していると脳で感じているのに、実際は足は出ていなくて気付けば顔面から床に激突していた。何が起きたのかわからないほどの衝撃を感じたものだ。
寝起きすぐ動いてはだめだ。しばらく布団のなかで手足が動くのをたしかめてから起きるのかいいね。
味覚異変もあるが、そっちは10年前の初っぱなの抗がん剤の時に味が薄く感じるようになったままです。
料理では味見をしないようにしている。
自分の舌を信用しなくなったからだ。
料理中は料理が熱いせいもあって味が薄く感じる。おかしいと思いながら塩や醤油をどばどば足すと食卓に出すタイミングになると、バカ舌でも分かるくらい塩辛い。それから目分量で味向けして食卓には卓上塩と醤油を置き味が薄く感じる家族には自分で味を足してもらう事にした。

話を戻そう。
①の対処方法はお菓子など間食をやめる。あと夕食になるべく炭水化物を取らないか少量にする。
三年前にの思うがままに食べていたときは元の体重から10キロも増えていた。
当然洋服がすべて入らなくなりそれまでの服を全部捨てて、買いな直した。
②浮腫みを取る薬(利尿剤)を出してもらう。
これは主治医からは浮腫みはしょうがない、の一言で片付けられていたのだが、リンパマッサージをしてくれるリンパ外来の看護師に利尿剤で浮腫みを取る方法を教わった。
利尿剤で浮腫みにくくなると同時に、利尿剤には血圧をさげる効能があり、一石二鳥である。
③は風呂で皮膚を柔らかくして、皮膚の固さをとる。風呂から出たらすぐ保湿剤(私はキュレルのジェルローションを使っている)と病院で処方されるヘパリンが配合されている保湿クリームをローションの上から重ねて塗っている。
着けた直後はしばらくヌルヌルするが、すぐ乾く。
あとは病院で教えてくれるリンパ体操をして滞っているリンパを流すようにすればいいのだか、元来怠け者の私はパンパンに浮腫んでからやりだすので、焼け石に水になりやすい。
何事も日頃からやってないとある日突然足がパンパンに浮腫んで靴が履けず、サンダルだ。
あと、痒みだが塗り薬ではなかなか収まらない。ボララミンというアレルギーを押さえる薬を出してもらっている。日によってものすごく眠くなるときと、全然眠気を感じない日がある。
看護師さんからはものすごく眠くなるでしょう?ときかれるが、1日朝、昼、寝る前の三回飲まないと、痒みが出て掻き壊してしまい皮膚へのダメージ(浮腫みの悪化、掻き傷からバイ菌が入り感染症になる)がひどくなってしまうので、欠かさず薬を飲み、常に痒みが出ないようにしている。
抗がん剤の点滴後3日目から5日目までの三日間は体がだるい。ほんとは毎日運動するのがいいのだろうが、体がだるいと布団で寝ているの方が楽だ。体が楽な日に歩く運動をして筋力を着けるといいんじゃないかなと思っている。
今まで何回か入院して二週間ベットにしばられたことがあり、歳も40台後半になると、あっという間に、筋力が落ちた。
走ってるののに歩いているのと変わらない。買い物しても荷物が重くてたまらない。自転車の荷台に乗せるのも一苦労だ。
リンパかくせいしたほうの腕の浮腫みをかばうので片手で重たい物を持つと体への力のバランスが崩れ腰がいたくなる。そして痛いので布団に横になるというループの繰り返しだ。
今日も長くなってしまった。
また書くことを思い付いたらかきます。

約一年半ぶりのブログ(笑)

2019年10月20日に左胸に埋設していた点滴用ポートが炎症を起こして、ポート取り出しになり、はい血症と言うことで5日間抗生物質の点滴後、錠剤の抗生物質の服用となり結局二週間の入院。次女の合唱発表会に行けず愚痴られた。
その後、アバスチンの抗がん剤は中断で、TS-1
を服用となる。
2020年3月からコロナで高校、中学が休みになり、4月からは緊急事態宣言で学校が6月まで休み。長男が一浪してやっと合格し入学したFラン大学も、前期は基本休講たまにリモート授業してたかも。レポート提出のみで前期の成績確定、後期も実習以外はリモート授業でこれで入学金と年間授業料で150万とかアホらしい!
また、自分の症状のほうはコロナで緊急患者以外は入院させられないという病院の意向でポート再埋設手術は延期、延期でアバスチンが再開できず、TS-1の服用薬の為か、子供が休みの為か子供といっしょに怠惰な日々&無気力。
アバスチンを止めて6ヵ月ごの2020年5月位から鎖骨下のリンパの瘤がじょじょに復活してくる。
ビービー玉くらいから、パチンコ玉、スーパーボール、しまいにはゴルフボール大の瘤が二個と約半年で、どんどん成長し、2020年11月末に頭のMRIで脳腫瘍の影が広がり脳外科の先生もお手上げ。アバスチンの抗がん剤再開の提案をうける。乳腺外科担当医から脳腫瘍の転移部位によっては、心臓停止、呼吸停止で手当てする間もなく死亡する可能性があると言われて、やっと12月末にポート再埋没手術。2021年1/19からアバスチン+パクリタキセル再開。3週点滴1週休みで1クール。約2クール経過した2021年2月末のMRIで腫瘍が縮小がわかり安堵。
アバスチンが効かなければ1ヶ月半で意識不明か死亡してたかもとの主治医談。
乳ガン再発+転移性脳腫瘍ですが、なんとか脳腫瘍初回手術から丸3年経過しました。
延命ありがたいです。
子供の教育費より、医療費がかかるのでかぞくにはそれが申し訳ないですね。家事も専業主婦なのに洗濯と食事作り、買い物、ゴミ出しくらいしか出来てないので、あまり掃除できてない。(笑)
多分寝たきりになったら介護虐待されそう。(笑)

脳腫瘍 消えた

今日の脳神経外科の受診で、

「脳腫瘍なくなったんですか?」

と何度も担当医に聞き返しました。

 

乳ガン原発からの転位性の嚢胞性脳腫瘍が、2018年の3月にわかり、最大直径6センチあった嚢胞性脳腫瘍を、頭蓋骨開頭手術で水を抜き、ガンマーナイフ専門の病院で照射しました。

その後、抗がん剤のハラベンをしてたのですが、脳の浮腫が続いてたので、抗がん剤をアバスチン+パクリタキセルに替え11クールしました。

 

そして、先日MRIを撮り、今日の診察で、なんと脳腫瘍が消えているとの事‼️

 

嬉しいです。✨

なぜか、今朝からポート埋めた胸の辺りが痛い。

昨日は、夕御飯作る気にならなくて、スペシャル手抜きのスパゲッティーにしたら、旦那の気にさわったらしく、自分で生卵を掛けたら、皿から落ちたそうで、寝ていた私も飛び起きる勢いでわめくわめく。

そのストレスのせいで今さら痛くなったとおもいます。!恨!

担当医に思うこと。

7年前に乳ガンで右乳房とリンパ節を全摘した右腕が、乳ガン再発で浮腫むのは、しょうがない。

 

としても、いま、受けている抗がん剤の副作用で左腕と、両膝下からの足、特に足首以下が、浮腫んで、痒みが強いのが、解せない。

 

主治医に、「浮腫んでいます。浮腫んで表面の皮膚がパンパンです。浮腫んでいるところが痒くて痒くてたまらないです。」

 

と言っても、主治医にしてみれば、乳腺が担当範囲なわけで、副作用の様々な症状の対応はマニュアル通りなんだと思う。

 

担当医にしてみれば、かゆみは皮膚科だし、浮腫は循環器系?または、腎臓?肝臓?の専門じゃないと分からないんじゃないのかな?

 

「数値では、浮腫む範囲にはなってない。」だって。

 

目の前の患者の足もみず、むくみの具合を確かめるでもなく。

 

「薬出しとくから」で、終わり。

 

ただ患者に言われた、それぞれの症状に応じた・かゆみ止めの塗り薬、・皮膚を保護するクリーム・浮腫を取る利尿剤という、薬をだすだけ。

 

主治医は、(今、乳ガンがリンパ節内にあるかぎり緊急な命の危険ではないのだから)「腫瘍が皮膚を突き破って来るようになるまで、抗がん剤は変えない」と言い放つ。

 

副作用で苦しむか。

 

癌の更なる攻勢に苦しむのか。

 

なんか解せない。😡